転職テク、就活テク

ある高学歴の人間が転職(第二新卒)で悩んだ理由と解決方法

「高学歴なのに、なぜ転職活動で悩んでいるのだろう?」

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息苦しい。転職活動をはじめて3ヶ月、結構きつい。

リフレッシュのことばかり、頭に浮かぶようになってきた。

何に手をつければいいかわからないからだろうか。

頑張るべき様々なものから興味が薄れ、「休みたい」「逃げたい」という気持ちが強くなってくる。本も読めていない。

メールはエージェントからのスカウトメールばかりだし、

かなりうんざりするぜ、、、

、、、なんて今にも死にそうな日記を書きそうになっているわけですが、転職活動ってかなりブルーになりますよね。

そこで、そこで、今悩んでることを書き出してみました。

すると、転職活動で思い切れないのは 高学歴のプライドのせいなのでは?

と気づきました。

「なぜ、転職活動で悩んでいるのだろう?」について書いてみた。

    • エージェントにも面接官にも「あなたの学歴なら上を目指せる」と言われ、本当はもっと上を目指せるのでは?と思ってしまう慢心
    • 第二新卒というゴールドチケット(新卒のプラチナチケットよりは質が落ちるので)を、ベンチャーに使ってもいいのか、という不安
    • 「コレだ!」といえる会社がぶっちゃけない。超しっくりくる会社がない、という絶望
    • そもそもこれ以上続けられる精神力がなさそう、というあきらめ(もう一人の自分が「いや、続ける!」と言ってはいるものの)
    • 入社する会社のブランドにまだ、こだわりがある、という優柔不断さ
    • 自分ってホントに将来起業できるのか?という不安
    • もしかしたら自分、ぜんぜん仕事できないかもしれないけどどうしよう、という動揺
    • キャリアプランが定まりきっていないのに、転職決めてもいいのか?という悪い完ぺき主義
    • 仕事を調べる際、細部まできちんと調べきれずに面接に向かっているずさんさ

ここでわかるのは、学歴に対して固執している点、第二新卒というゴールドチケットに固執している点。この2つが優柔不断さとなって、決断を邪魔していること。

高学歴という、ムダなエリート意識が邪魔をしていると感じます。

コレ以上失敗したくないから、就職活動、転職活動で決断できない

自分のプライドについて細かく分析するために、

ちょっと昔のことを思い出してみました。

自分は恥ずかしながら、自分はエリートだと言われながら育ってきた。

高校は全国で50番以内に入っている私立高校で、偏差値も70以上。

中学の同級生で一番偏差値の高いところに入った。早稲田の付属高校だ。

大学はエスカレーターで早稲田。

弟は慶應に入ったので、兄弟で早慶に入ったので親戚中で鼻高々だった。

これだけ書くとなんかウゼえヤツだなくらいしか感想が出てこないと思います、

ところがですね、人は誰しもコンプレックスにぶち当たるもので。

れを乗り越えられなかった経験って、如実に決断力を鈍らせるなーと思うのです。

自分としては、

  • 当然東大には私立付属高校に入った時点で入る権利を捨てているようなものなので、偏差値的には永遠に勝てない
  • 高校では地頭の良い人間が多すぎて、平均的な頭脳しか持たない自分は必死に努力するしかなかった。
  • 何か成果をあげたくて、大学時代はプレゼンコンテストやビジネスコンテストに出場し、それなりに成果はあげた。しかし、新卒で志望業界の最大手の企業に就職できなかった
  • 「何をやりたいかわからない」と言われて最終面接に落ちまくった
  • 1次は余裕。過去しか聞かれないから。2次も全然行ける。今何を考えているか聞かれるだけだから、フレームワークを使って企業を分析した結果を話せばいい。しかし、「未来」を聞かれる面接で通らない。自分が何をやりたいか、本当にわかっていないから。
  • 結局「エリートにはなりたいが、どんなエリートになりたいかわからない」まま、ベンチャーに入った。
  • 入ったベンチャーはもう、ルールもクソもない会社で一気に落胆した。ダメな企業に入ってしまったと落ち込んだ。
  • 服装自由なのに、都内のビジネスマンとのギャップを少しでも減らしたくてあえてスーツを着た。
  • 体育会でそれなりに頑張っていた弟はヒョイッと京セラに内定した。

などなど。出るわ出るわ、

もうコンプレックスの塊といって差し支えないです。

なんかというか、呪文を完成させられそうなくらい後悔渦巻いてます。

結局、自分は看板を求めている。

職務経歴という自分自身の看板を求めている。

だから不安が消えないのです。

高学歴転職者が不安を解決するには:客観的視点からの自己アドバイス

では、不安を解消するにはどうすれば良いのか。

ちょっと考えてみた時、自分は

  • 自分の悪いところは割りとわかっている
  • 納得したいだけ

なのではないかと分析。

「わかってるけど聞いてもらいたいだけ」系のアレですね。

そこで、自分の不安に対して、なるべく客観的な視点から自分自身にアドバイスを書き込んでみました。

    • エージェントにも面接官にも「あなたの学歴なら上を目指せる」と言われ、本当はもっと上を目指せるのでは?と思ってしまう慢心→学歴に頼って生きていきたいからじゃないの?
    • 第二新卒というゴールドチケット(新卒のプラチナチケットよりは質が落ちるので)を、ベンチャーに使ってもいいのか、という不安→ベンチャーで働くことに対して、まだ踏ん切りがついていないんだよね。正直、新卒でベンチャーに入ったのもあんまり納得してないんじゃない?
    • 「コレだ!」といえる会社がぶっちゃけない。超しっくりくる会社がない、という絶望→ないなら自分で作ればいいんじゃないの?
    • そもそもこれ以上続けられる精神力がなさそう、というあきらめ(もう一人の自分が「いや、続ける!」と言ってはいるものの)→なりたい像がきちんと見えていないから、いつまで頑張ればいいかわからないんだよね。
    • 入社する会社のブランドにまだ、こだわりがある、という優柔不断さ→「一度はいいところに入れたけど」という経歴をつくって、自分にハクをつけて安心したいんだよね。
    • 自分ってホントに将来起業できるのか?という不安→ベンチャーで働いてみるか、学生時代のビジコンを思い出してみたら?
    • もしかしたら自分、ぜんぜん仕事できないかもしれないけどどうしよう、という動揺→準備ができないと行動できない性分だから、常に不安なんだよね。でもそれはどんな時でも変わらないよね。
    • キャリアプランが定まりきっていないのに、転職決めてもいいのか?という悪い完ぺき主義→まずはやりたいことを決めなくちゃ行けないんだけど。
    • 仕事を調べる際、細部まできちんと調べきれずに面接に向かっているずさんさ→本当に行きたいかよくわからないから、調べるのが前日か当日になっちゃうんだよね。

すると、意外や意外。

書き込んでいるうちに、ラクになってくるんですよね。

あー、こう考えてもいいんだ、みたいな。

当然、自分のことを一番わかっているのは自分なわけで。

だから他人になりきったつもりで書いてみるとかなり納得した答えがかけるし、読めるのだと思います。

これをメタ的自己分析と呼ぶことにしましょう。

コツは語りかけるような感じで書いてみること。すごい上から目線で。自分の場合、なんかノリノリになってきて「アドバイスしてやるぜ!」と、分析がホイホイできました。

プレッシャーやプライドに押しつぶされそうな方、

メタ的自己分析をお試しあれ。

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