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仕事の本質ってなんだろう?「キャリアアップのバカヤロー」を読んで考えた。(書評)

「キャリアアップのバカヤロー」読了。

大学のときに就活の企業セミナーでお話を聞いてからずっとファンな常見さんの本を読了。

内容を3~5分でわかるようにまとめてみた。

表題から分かる通り、常見さんはキャリアアップという言葉をものすごく批判している。

では、キャリアアップってなんぞや?

コトバンクによると、

①より高い専門的知識や能力を身につけること。経歴を高くすること。

②高い地位や高給職への転職。

キャリアアップ とは - コトバンクより引用

だそうです。

そこに常見さんの解釈をいれつつ噛み砕いて言うと、転職して偉くなろうぜ!だったり、転職して年収がっぽり!みたいな、経歴をいたずらにあげようとすること。

転職して年齢や役職をいたずらに飾ろうとする。これがキャリアアップだ。

そんなことをせずにとにかく仕事をしろ。これが、常見さんのいいたいこと。

つまり、一言で言うと「仕事の本質を見極めろ」ということだ。

社会人は仕事で魅せるべきだ。表面的な、本質的でないことに振り回されてはいけない。

例えば、、、

  • 資格→その知識、ほんとに使えるの?金になるの?
  • 「元リクルート」などの肩書→本当にデキる人なの?
  • 仕事術→本当に仕事できるの?読んだだけでできる気になってない?
  • 異業種交流会→本当につながってるの?

意外と僕らは経歴や肩書に影響される。そして、惑わされることもある。

ここで2人の「バカヤロー」が存在するのだ。

  1. 経歴ばかり磨くバカヤロー
  2. 惑わされるバカヤロー

ビジネスマンの本質は仕事だ。

社会に貢献し、その対価を得ることだ。

それなのに、 人を仕事で見ずに表面的なところで評価してしまう人、そして表面的なところのみを飾る人間、その両者はおかしいのだ。

資格も異業種交流会も、本来であれば仕事を潤滑化するためのツールにすぎない。

しかし、そんな本質的でないことをマジになって飾り立てる人がいる。そんなのは、ダメだ。

飾り立てること自体、ビジネスになってしまっているところもある。ツイッターFacebookのセルフブランディング本などはその一例だ。

社会人なら仕事で勝負しろ。1番の自分ブランディングは、「ふだんの仕事や言動」である。

常見さんは本質的でない、いたずらに転職マジックをねらうキャリアアップ・バカに警鐘をならしまくっているのだ。

常見さんが若い時に意識しておきたかった「本質」

仕事で認められろ。仕事について熱く語れない人は痛い社会人そのものである。

猛省。転職のきっかけであった現職の起業でも、やればできたかも、、、という気持ちがないわけではない。転職後は甘えたことは絶対に言いたくない。

成長は世のため、人のためにすること。

はっとした。利他的に成長を考えるきっかけになった。「誰かのために○○を学んでできるようにする」、いいことじゃないか。

一流と超一流の違いは、謙虚かどうかである。

はっとした(2回目)。常見さんは謙虚さの例について、日本のメタルバンドで世界ヒットを飛ばしたLOUDNESSの樋口さんについて書いている。


Loudness - The End of Earth - YouTube

すごいプロにもかかわらず、他のプレーヤーにお金を払い、スタジオを確保して教えを請うていたという。天狗になりやすい自分は猛省だ、、、

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