僕の上司(仮にAとする)は、優しいうえに出来る人。
有名企業を退社し現在の会社にJOIN。コンサル仕込みの資料作成技術とロジカルシンキング、体力が武器で、嘘をつくようものなら一発で看破されてしまうのだ。
しかも人間的に嫌味なところが全くなく、いろんな人間からいじられたりもして人気があったりする。ポジション的には頭を200倍よくした出川哲朗(もしくは山崎邦正)のようなイメージ?
しかしながら、今回の事業部崩壊において、彼の案件は漏れなく炎上した。
その火の粉が事業部自体にふりかかり、やがては事業部自体が炎上した(と社長は言う)
ちょっと不思議におもったので、彼の行動を振り返り、彼の何がいけないのかを考えたところ、彼のやさしさが事業部をブラック化させているのではないか、と思えてきた。
(人間性的に絶対に嫌いにならない、というかなれないほどよい人なのだが、、、)
客先で「24時間365日対応可能です」と言ってしまう
⇒彼は24時間365日対応可能と言ってしまう。トレードマークのように言う。初めてのお客さんとなると、だいたいこのセリフが出てくる。メールでも言う。自分を「アジアで一番働く男」と言ってしまったりもする。
結構容赦なく、夜中の2時とか3時とかに電話が来たりする。そして、普通に出ちゃったりする。
勿論、同じ事業部の僕にも土日に電話が来たりする。
受けなくて良い仕事を受けてしまう(断れない)
⇒ 契約書に書いてある「◯◯はやりません」「◯◯をすると✕✕円かかります」のようなご法度を、結構普通にやぶっちゃったりする。結局、イレギュラーな対応をせざるを得なくなり、コミュニケーションコストが肥大化してしまう。それでまごつくと、顧客は「なんだよ、やってくれないじゃん」と信用を落とす。受注も減る。
短納期の仕事を社内で情報共有するのを怠ってしまう
⇒ 短納期の仕事を受けておいて忘れちゃったり(案件が多すぎるので)、いい出しづらくて情報整理をしていてギリギリになり、エグいタイミングで依頼を切りだしちゃったりする。
部下の仕事を中途半端に巻きとってしまう
⇒僕もたくさん巻き取ってもらったので何ともいえないものの、、、
部下の頼みを積極的に受け、「俺がやる」と言ってしまうので、作業業務が肥大化する。そして、管理業務に時間をあまり割けない。
いかがだろうか。
間違いなくAは優しいのだが、顧客や部下の仕事を一手に抱えた結果、パンクしたりしちゃうのだ。
優しい人は要注意、、、 その優しさは人を幸せにするとは限らない、、、