今まで映画なんかに金を払うなんて考えられなかったのだが、
最近映画を見ることが多くなったので、Huluを契約した。
ちなみに何故映画をみることが多くなったかというと、
ブラック企業に属していて、「生きるとは」とか「仕事とは」みたいな部分を
考えるうちにだんだんと興味が出てきて、
そういった哲学が詰め込まれているのがすなわち
映画なのではないの?と思ったのがきっかけ。
さて、Hulu一発目で見たのが「フラガール」だったのだが、
全ての登場人物がブラック企業に属しているという、
ハードワーキング・サバイバル映画なのである。
シンプルにストーリーが良いのだが、
仕事観としても学ぶべき点が多くあるので、
是非仕事に悩んだ多くの人に見ていただきたい。
下記のように、登場人物の仕事別に、ブラックポイントをまとめて見たので、
ご覧頂きたい。
・炭鉱夫から見た炭鉱の仕事
・ダンサーから見たダンスの仕事
・ダンス指導者から見た先生の仕事
炭鉱の仕事とは、すなわち「生きるか死ぬか」であった
元々は常磐炭田という、首都から最も近い炭鉱を持ち、
大変栄えた石炭の街であった。
しかし、次世代のエネルギーとして石油が台頭するにあたって、
石炭産業の雲行きは怪しくなり、リストラの話がちらほらと出始める。
さて、そんな炭鉱の仕事であるが、内容としては
トロッコで炭鉱の中に潜入し、体力の続く限り石炭を堀り、
落盤のリスクを回避しつつ、帰ってくるのがそれである。
勿論、石炭で真っ黒に汚れながら。
ブラック企業とかそういうレベルではなく、長時間労働が辛いとか
失敗すると上司にめっちゃ怒られるとかそういうレベルでもなく、
「死」に直面してしまうのである。
更に言うと、賃金も安い上、石油の台頭によって
従業員のリストラも敢行され、、、
炭鉱夫は自分の人生を賭けて戦っているのである。
炭鉱夫における炭鉱は、すなわちブラック企業(とういか戦場)そのものである。
世間の目と指導者に悩まされる、ハワイアンセンターの踊り子
閉山目前の炭鉱運営会社が生き残りをかけた事業、それがハワイアンセンター(=温泉テーマパーク)だ。
なのだが、屈強且つ頑固な鉱山ファイターズたちから見たら
ダンスは「お遊び」のように捉えられてしまう。
これはある意味当然かもしれない。
彼らにとって仕事はニコニコ笑うこともなく、暗闇の中で真っ黒になりながら、
必死に働くことだけがそれなのである。
理解を得られないので、一生懸命頑張っても「たかがダンスでしょ」と一蹴されてしまう。
主人公の公子はひょんなことからハワイアンセンターのダンサーとなるのだが、
そんな中なので世間は勿論、家族からの反発も強く、形見が狭い。
しかも、ダンスの先生は超わがままで、飲んだくれで尚且つやる気もなし。
上司も世間体も最悪。ダンサーにとっても、
仕事は決して楽なものではなかった。
ぶち込まれた先はボロ家。生徒は全員ド素人。
上記に「先生が最悪」と書いたが、先生から見ても職場環境は決して良いものとはいえない。
元々は有名ダンサーだったのだが、スカウトされてやってきたら、
用意された住まいはひどいボロ家。
家のそばで立ちションをしている男にばったり出会ったりするので、
印象は最悪である。
更に生徒はダンスの経験は何もない炭鉱の娘のみ。
たとえるならば、
大手コンサル企業からヘッドハンティングされてやってきたら、
全員IQ2のバカとアホしかいなかった
みたいな状況だろうか。
そんな奴らにPCの電源を入れるところから教えるのである。
プライドもクソもあるかという話である。
各々が厳しい現実に直面しつつも、耐え抜き、大団円へ
どの登場人物の観点から見ても
全て、仕事は大変なのである。
仕事への苦悩、職場への苦悩、上司への苦悩等、
さまざまな苦悩がかいま見える。
しかし、それを突破して新たな道を切り開こうという努力は
何者にも代えがたいのだ!
ビバ、ハードワーカー!