超・突然ですが、「金に糸目をつけず、博多からぶらぶら旅をしながら旨いものを食べつつ東京に戻る」みたいな旅行をしています。 現在(この記事を書いている場所)は広島におります。
こんな感じでぶらぶら旅の途中。
実は会社を辞めることを決めたので、ちょっと自由なのです。
旅のきっかけは九州(博多)の転職フェアがあったことで、
- 行きたい会社が出ている
- 行きたい会社が近くに来ない
ので、人事担当者としゃべりたいので行ってみようと。そして、そのついでに自分のお疲れ様旅行にでも行ってこようかと。笑
ちなみに、旅行の行き先はほぼ決めていません。一旦福岡に着いてぐるぐるまわるものの、どう帰ろうかも決めていません。旅行先でオイシソウなものを調べ、それを起点に移動していくという形です。
方針としては、下記2点。
- 何よりも食べもの!美味いものを探しにどこでも行きます。
- 次に安さ。なるべくお金を使わず、宿泊費や交通費をケチります。
まずは初日の福岡食い倒れにお付き合い下さい。
思いついたがすぐ決行。LCCで福岡へ。
福岡に行こうと考えてから1日経ち、早速成田へ。LCCで格安の4000円後半の便を予約したので、成田発6時10分の便(つまり、空港泊)になりました。
京成線を乗り継いで行ってみると、そこは既に到着した人々が思い思いに寝っ転がっていました。
しかし、カフェスペースが解放されているし、電源コーナーもあったのは驚き。空港泊の貧乏人にも親切設計で有り難いです。
夜長になるので、お供はこちら。最近コンビニにも出てきたペール・エールという種類のお酒。苦味と香りが強くてうまうま。
みんなが寝っ転がっているカフェスペースにはテナントも入っていて、リンガーハットやぼてじゅう、フレッシュネスバーガーもありました。
よく見ると、開業時間が午前4時、、、!きっと空港泊の人のためなのでしょうね、、、店員さんありがとうございます!
福岡着。朝ごはんを探しに天神へ。
さて、着いたのは福岡でございます。福岡は青春18切符の旅で何回か来ていて、食べものの安さとおいしさ、そして短距離の移動で何でも見つかるコンパクトシティさがすごく大好きです。個人的な将来住みたい街ランキングで上位。治安がよくなれば1位かな、、、
朝ごはんを食べるために、地下鉄空港線で福岡空港から天神へむかいます。空港から10分程度!近い!嬉しい!
ちなみに現在、朝の8時10分でございます。東京だったら通勤ラッシュで駅がすごいことになっていそうですが、福岡だとそんなことはなく、知らない人と密着しながらあるかないといけないみたいな不快さもないです。
ここから朝ごはんを目指し、長浜まで歩き。長浜は下記の地図の左上らへんの、赤く囲ってある部分です。天神から20分くらいでしょうか。
長浜鮮魚市場「魚辰」で朝から寿司!
さて、朝っぱらから散歩ができて、お腹も空いてきたところで、長浜鮮魚市場までやってきました。玄海の海の幸が集まるお魚天国です。
写真は市場会館といって、新鮮な魚を直送(市場から1分!)で食べられるレストランが集まったビル。定食屋さんから寿司屋さんまで、色々あります。当然、市場に近いのであさっぱらから開いています。
定食屋さんの前にはサンプルがたくさん出されており、お腹を空かせた客を誘惑してきます。
カニも入った海鮮丼が1500円。あれ、このウニ箱ごと入ってますけどそんな奮発しちゃっていいんですか、、、?
いさきの姿造りが1300円。都内なら姿造り単品で2000円ではないでしょうか。コスパがすごい。
そんな中で自分が選んだのは、回転寿司屋さんの「市場ずし 魚辰」。築地以上のクオリティの魚が、築地の4分の1の値段で食べられるとか。
早速頼んでみましょう。まず、平目。
赤むつのあぶり。とろんとろんにとろける身の柔らかさと、脂の旨味に悶絶しました。
おこぜ。
一番驚いたのがエビの新鮮さ。歯ごたえが良く、プリップリ。今まで食べたエビの中で一番うまいです。ダントツです。これが2貫で216円だと、、、?
サバ。歯ごたえの良さランキング堂々1位。魚の肉を食べてる!と感じるボリューム。
イサキのあぶり。香りがたまらん。
結局13皿食べて、驚きの3980円。写真にはないですが、赤ウニ等の高級食材を遠慮無く食べたのに、間違いなく築地の3分の1、いや4分の1の値段でしょう、、、安すぎる。そして、ウマすぎる。
温泉~マックでPC作業~お昼ごはんを探す
お腹が幸せになったところで、近くにあるゆの華という温泉(銭湯)にむかいます。空港から風呂に入れていなかったので、さっぱりしたい!
サウナに入り、1時間程度温泉につかって英気を養い、PCで作業をするために外出。
赤坂(勿論福岡の)のマクドナルドに入って企業に会う準備をし、ブログを書きます。ちょっと驚いたのは、マクドナルドが混んでいないこと。ガラッガラで、空席率は70%前後だったと思います。僕は人混みが本当に嫌いなので、人が少ないのは本当に嬉しいです。
昼ごはん決定。いざ、明太子オムライスを食べに。
時間は11時。企業に会いに行くのは15時からなので、まだまだ時間があります。なので、気になっていた「明太子オムライス」を食べに行きました。
オムライスを知ったきっかけは、暇な女子大生の下記の記事を見たから。いや、明太子にオムライスですよ?どっちもみんな大好きじゃないですか、、、絶対うまいやつじゃないですか、、、
てな訳で、「五穀」さんに到着。お昼だったので、明太子オムライスとサラダとドリンクとデザートのセットが880円でした。安い!それください!
で、出てきました!明太子オムライス!
わかりますかね、この玉子のプルンプルン具合。これ、お皿持って揺らすとマジで震えます。プルンプルンです。それくらいのとろとろ具合です。
そして、中にはチーズと明太子ライスが!ケチャップライスのように、ご飯に明太子がきれいに混ざっていますね~
気になるお味はですね、なんというか、「豊」です。「豊かさ」そのものです。概念です。ただのオムライスとはレイヤーが違います。
頬張った瞬間、とろとろの卵とバターの香りで口の中がいっぱいになり、顔も自然に笑みがこぼれます。全てのフラストレーションを無に返し、ああ、生きていて良かったなあ、そう思えてくるほどの至福、、、!
さらに、食後のケーキまで。これで1000円いかないですからね。本当に福岡はうまいものが安い!
一旦仕事モード。博多の転職フェアへ。
至福すぎてややトリップしかけた感がありますが、気を取り直して仕事モードへ。バスに乗り、博多駅へ戻ります。
巨大な博多駅。キレイですね~
ちょうど、出し物?みたいなものもやっていました。
肝心の転職フェアですが、結果としてはまずまずでした。今度大手転職サイトがやる転職フェアについて、みたいな感じで記事を書こうと思いますが、うまく使わないと本当に時間の無駄になりますね。
簡単にまとめると、
【転職フェアのメリット】
人事の責任者に直接PRできるので、うまく狙えば覚えてもらい、選考を進めやすい可能性がある
【転職フェアのデメリット】
スカウト機能が機能していないので、転職フェアのスカウトによって転職がうまくいくことはあまりなさそう
要は、転職サイトの機能に頼っていては駄目で、機会を得られるかどうかは自分次第ということですね。
格安宿を見つけ、博多メシを探す
さて、これから宿探しです。
カプセルホテルに泊まりました。僕はものすごくお金を使うのが嫌いで、宿泊費と交通費は特に節約したがりです。今回も、じゃらんの検索を「上限5000円」でセットして検索。結果、中洲の近くで3000円で泊まれるカプセルホテルがあったので、そこに宿泊します。宿と電源を確保!さて、今度は夕飯を探しに出かけます!荷物はホテル!てぶら!楽ちん!
ホテルが中洲なので、付近は飲み屋、食べ物やの宝庫であります。焼き鳥、ラーメン、モツ鍋、水炊き、、、!あふれんばかりの誘惑、、、!安くて旨いといえど、マジで食い倒れんばかりのラインナップ。ワクワクしますね。
街を歩いていると、見覚えのあるジュンク堂書店、ダイソー、そして裏路地、、、!
そこは、ちょうど1年前に来た、もつ鍋屋さん「楽天地」でした。1人前のもつ鍋セットが980円で、1980円にすると小鉢がつく上に、鍋の内容はグレードアップ、ちゃんぽん麺は食べ放題という大盤振る舞いを見せてくれたお店。これは、もう、行くしか無い!
もつ鍋「楽天地」にて、もつ鍋天国!
1階が別の店舗の中華屋さんになっているので、「いらっしゃい!」と言われた瞬間に店内を通り抜けながら「スイマセン、、、楽天地さんです、、、」と上の階段を登っていく必要があります。笑
以前は座敷でしたが、今回はカウンターで。注文は勿論、ちゃんぽん麺食べ放題のセット、それに生!小鉢はキムチと酢モツが選べます。僕は断然、酢モツ。
懐かしさをかみしめている間に小鉢とドリンク到着!酢モツと、キンッキンに冷えた生!これぞ、夏っ!うまいっ!
そして、もつ鍋の登場。野菜はキャベツとニラのみ。店員のお兄ちゃん曰く、「スーパーシンプルですが、野菜の甘味を感じるには良いと思います」とのこと。ほっといてもお兄ちゃんが混ぜてくれるので、僕はそれを見ながらビールをちびちびやっています。
店内はレトロ。色紙が色んな所に貼ってあります。
さて、そうこうしているうちに、キャベツがしんなりしてきて食べごろになりました。はい、うまそう!
スープを飲んで、はい、大正解。ここに来たのはやっぱり間違いではなかった。醤油ベースににんにくが効いていて、ストレートに旨味を主張してきます。もつは臭みがなく、脂がプリプリ。キャベツにはもつの脂の旨味が浸透しているので、肉みたいにバクバクいけます。
具がちょっと残っていますが、ラーメンみたいにちゃんぽん入れちゃいましょう!はい、ドーン!はい、超うまそーう!
麺リフト。食べごたえのある極太麺です。スープはもつの脂が最高潮に抽出しきっているので、言うまでもなく抜群に旨いです。さっきまでもつ鍋とラーメンと迷っていましたが、ここで正解。このスープには勝てんわ、、、
ここで、店員のお兄ちゃんが「旅行ですか?」と話しかけてくれました。その流れでこのお店は初めてか聞かれたので、「1年前に来てリピートに来ました!」と伝えると、あら不思議。
なんと鍋の中には新たなもつが、、、!
なんと、お兄ちゃんの男気サービスでした。しかも、一番おいしい「半生」の状態で出してくれるという。
ちなみに、もつで半生というのは危ないんじゃないかと一瞬思いましたが、新鮮なので大丈夫とのこと。牛肉ユッケみたいなものなのでしょうか。
実際の半生もつですが、そりゃあもう、うまいことうまいこと。旨味が流れ出ないまま食べるので、ジューシー感が茹で上がったもつと比較して段違いです。本当、ここに来てよかったなあと、、、褒めすぎてステマみたいになってますが、、、w
結局ちゃんぽん麺を2回おかわりし、2480円のお会計を済ませ(安い!!!)、この日の行程は一旦終わりです。大満足でホテルに帰りましたとさ。