ども!しょうきちです。
僕は東大生や外資系コンサル出身者が集うベンチャーで勤務していました。成長を目指して頑張っていたものの、ブラック企業的な働き方に負けて退職してしましました。
そこで、ブラック企業って成長できるのか?について実経験をもとに書いていきたいと思います。
ブラック企業って成長できるの?実際に働いてみた
ブラック企業で働いていた日々は絶望の日々でした。
それは「転職先はブラック企業」というカテゴリで連載している通りなんですけど、
- 理不尽に罵倒されたり
- 殴られて顔が腫れ、アポにいけなくなったり
- 社員が疲れ果てて床で寝ていたり
- 同僚が時間節約のために帰宅途中に歯を磨いたり
それはもうカオスだったんですね。この記事にも書いていますが、なかなか壮絶な経験でした。基本的に誰に話しても引かれます笑
ブラック企業は、言うほど「成長」できるのか
まあそれはさておき、
いろいろ辛いこともあったんですが、じゃあブラック企業で働いたことが全部ダメだったのかというと、僕はそうは思っていません。
ハードワークで手に入れた成長も当然あります。
よく会社説明とかで、ブラック企業が「当社はどこよりも成長できます!」とか言いますよね。
あれってそれなりに正しい部分もあると思います。
例えをいうと、
当然ですが、甲子園球児が夜遅くまで練習しないと勝てないように、量は質に転化します。
バリバリやったほうが他よりうまくなるんです。成長できるんです。
そういった成長環境を無理やり提供してくるので、ブラック企業は成長できる、というのはあながち間違いではないかもしれません。
ただし、給料搾取だったりセクハラみたいな意味で問題視されている企業は別ですね。
あくまで長時間労働を強いるタイプのブラック企業に言えることです。
しょうきちはブラック企業で成長したのか
僕が成長したと思うポイントをいくつか紹介します。
1:ドキュメントスキル(パワポ、エクセル)の成長
まず、ドキュメントスキルは圧倒的に成長できました。
毎日深夜までいじってるので当然ですね。
入社まではエクセルのセル結合すらできなかったけど、1年半たって小売業の会社に人事として転職した時は、エクセルの資料の美しさに驚かれました。
(今の会社がPC音痴なのも拍車をかけて)
これは、得したなと思います。
2:ロジカルシンキングの成長
コンサルの真似事もやっていたので、課題発見解決→課題解決のプロセスを組むのはかなり練習させられました。
これも、別の会社でも活かせるので○
3:Webマーケティングスキル(SEO、サイト設計)の成長
この前40歳くらいのSEO講師を面接したのですが、自分のほうが知識があるとわかって「自分は相当詰め込んだんだなあ」と思いました。
ざっと挙げるとこんな感じで、
成長できたスキルもそこそこあり、
なおかつそれがポータブルスキルであったため、
他の企業でも活かせるスキル獲得につながっています。
その結果、1部上場企業のWEbマーケティング担当で内定をもらったり、
WantedlyのスカウトでWeb系のお誘いがバンバン来ます。今でも。
ブラック企業では、確かに成長できた
僕はもうすぐ29歳になります。20代最後まで後間もないわけですが、ブラック企業にいたことで20代で確かに成長できたと思っています。
何もわからなかった自分に武器をもたせてくれたのは紛れもなくブラック企業です。
なので、僕はブラック企業は成長できる部分もあると思いますし、ブラック的な働き方を全否定することはできません。
「成長」でブラックさを隠蔽するのは罪
じゃあブラック企業の何が悪いかって言うと、成長という隠れ蓑を使って、ブラック企業のブラックな部分を隠すのが良くないんですよ。
成長とか、聞こえの良い言葉でカモフラージュするみたいにね。
普通に考えて、床で社員が寝ないと仕事が終わらない職場なんて誰も行きたがらないじゃないですか。
そういうエグい部分を「嘘をついて」騙して入社させたりするのが良くないんです。
「成長」と引き換えに失うものもある
もちろん、成長と引き換えにブラック企業がもっていくものもあります。
僕はブラック企業で働いて、
- 彼女
- プライベートの時間
- 家族との時間
- 正常な精神(うつになりかけた)
こういったものを失いました。
だから、成長できるからといってブラック企業を肯定することはできないですし、進めもしません。
ブラック企業で成長を求めるということは、それなりの対価が必要です。
何のために成長したいのかを理解すべき
- それでも成長したいから、ブラックという噂もあるけど飛び込んでみたい!
- ホワイトな会社で官僚的に勤めていても成長できない!
- 厳しいところで切磋琢磨したい!
そういう方々がいても全然いいと思います。
ただ、無目的にブラックにいったら、相当強くないと潰されますよ。僕は成長の目的を考え抜いていないまま突っ込んでしまったので、わかりやすく潰れました。
自分にどんな成長が必要か、教えてくれるサービスがあります
もしとにかく成長をしなければ、と焦っているのであれば、ジェイックの就職支援に申し込んでみるのもアリです。
プロ講師がついてくれるんですが、マナーなどの基本から「育ててくれる」「教えてくれる」ところが特徴。単なる就職支援じゃありません。
何のために成長したいかあやふやな部分があるとしたら、プロの目で「自分にどんな成長が必要なのか」見てもらうのも大切です。