ども!しょうきちです。
突然ですが、宮崎名物といえばなんでしょう。
マンゴーとか東国原知事とか、食傷気味な答えが帰ってくるのが目に見えていて悲しいのですが、これだけは言わせてください。
「宮崎グルメ」は「レベルが高い」と。
割りと有名になりつつあるチキン南蛮はもちろんのこと、知名度は低いもののあっさり味で無性に食べたくなる宮崎ラーメンや、カツオ出汁が病みつきになる冷汁など、うまいものは本当にうまいのです。
で、特筆すべきは宮崎独自の激辛グルメ「辛麺」の旨さ。
いや、旨辛さというべきか。
担々麺とも違う独自の激辛グルメを、県外の人にもぜひ味わってほしいものです。
ちなみに僕は東京からの移住者なのですが、辛麺は一口食べて速攻ファンになりました。
辛麺屋桝本に辛麺を食べに行こう
さて、そんな宮崎の激辛グルメ「辛麺」であるが、数ある辛麺屋の中でも有名な「辛麺屋桝本」に行ってきた。
この桝本は宮崎県内で知らぬ人はいないほどに有名な、辛麺チェーン。CMもやっており、過去には韓国ツアーの懸賞もやっていたそうな。
中に入ると「辛麺の元祖」とか書いてあるポスターが貼ってあったりする。
ここで、僕はお決まりのメニューがある。
- 辛麺 レギュラーサイズ こんにゃく麺
- 8辛
- 軟骨トッピング
- にんにく抜き
桝本では「レギュラーサイズ」と「レディースサイズ」から選ぶことができる。イメージとしては、レディースが普通盛り、レギュラーが大盛りといったところか。レギュラーサイズはかなりどんぶりが大きいので、初めて見ると結構驚く。麺はこんにゃく麺や中華麺などから選ぶことができ、僕はその食感と低カロリーさからいつもこんにゃく麺だ。
そして、8辛のチョイスだが、人気の辛さは3辛。8辛になると結構スープが真っ赤になる。
そして、忘れちゃいけない軟骨トッピング。軟骨といっても焼き鳥とかで出てくる硬いやつではない。九州以外の人は絶対に驚くはず。
最後ににんにく抜き。いや、本当は入れたほうが圧倒的にうまいのだが、桝本のにんにくは翌日も臭うのだ……よって、今回はなくなく抜き。
以上、4点の組み合わせでオーダー。
注文してから3分ほど、ものすご早さで提供されてきたのが……
これだ!
見た目からして明らかに凶悪そうな、このスープ。これが辛麺の8辛である。真っ赤と言うより、もはや黒さすら感じる。その上、細かい唐辛子の粒子が無数に浮いており、その辛さをより強調している。
スープを一口すくおうとすると、真っ赤な唐辛子が……!
一口すすってみる。真っ先に唐辛子系の直線的な辛さが舌を駆け抜けていく。
しかし、単に辛いだけというわけではない。すぐに中華系の酸味、それからまろやかな旨味が続く。料理酒の甘さも感じる。この甘み、旨味が後を引くのだ。「もう一口飲みたい」、そう思ってしまったら最後、辛さと旨さを波状攻撃的に繰り返す、桝本の辛麺のとりこである。
さて、忘れてはいけないのがこのこんにゃく麺。「つるつる」というより「ちゅるちゅる」のみずみずしい食感は噛むたびに楽しい。お鍋にマロニーを入れたがる人なら間違いなく共感してもらえるだろう。
そして、トッピングした軟骨。驚くなかれ、軟骨なのにこれ、プルンプルンなのだ。
圧力鍋なのか魔法なのか、とにかくすごい技術によってプルンプルンになった、「あの、硬い軟骨」。食べてみると、コラーゲンのかたまりが口の中でほどけていくような不思議な感触、そしてそれとともに広がっていく肉の旨味。ああ、うまい。スープにちょんちょん浸してまた一口。うう、たまらない。
スープに浮いているたまごや鶏ミンチも残さずいただく。スプーンですくい上げると唐辛子と絡まってなんとも辛そうだが、これがまたうまいのだ。
まだ全国的な知名度はないものの、地元で知らない人はいないとまでに愛されるのにはわけがある。そして、そんなグルメには地場独特の文化が詰め込まれており、こんにゃく麺の食感、軟骨の衝撃など、独自の食文化を生み出す。
ぜひ県外の人にも味わってもらいたい、宮崎の激辛グルメである。