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未来の農業のために「あほ農家」を支援するんだ!

ども!

しょうきちです。

以前のブラック企業では平日 1日20時間勤務、土日8時間勤務を経験してきた僕ですが、周りで面白いニュースが入ってきたので。

先日、僕の友人がクラウドファンディングで農業改革に乗り出しました。

農家新参者がこれから作るいちごを先行販売する、新しいビジネスモデルを作りたい - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

内容をまとめると、

彼はクラウドファンディングでいちごを売り、得た収入でビニールハウスの補修や農具の購入をする。そして「就農1年目」を乗り越え、来年も無事収穫につなげられるように頑張っていくとのことです。

注目したいのは、彼が単純にお金クレクレでやっているのではなくて、

農家として最初の収穫を迎える前に、作物を「予約制で」入金して購入するモデルを作りたい。

そして、

自分はその先行予約モデルの成功者第一号となり、他の新規就農者にもモデルを利用できるようにつなげていきたい

という思いがあるっていうことなんですね。

本来であれば、果物や野菜って作物ができて収穫してから売るんですけど、彼は「収穫する前に先行予約して販売する」ということをやろうとしています。

なぜなら就業初年度はリスクが満載で、

  • 農業開業の初年度はお金も土地もない
  • 病気や台風など、作物壊滅のリスクも高い

こんな感じで大変なんですと。

だから、

ベンチャーキャピタルみたいな投資のシステム(≒商習慣)を、新規の就農者にもぶっこもうという姿勢で頑張っています。

「あほ農家」を支援してあげられる、あたたかい空気感

たいぴーはクラウドファンディングで得たお金で設備を整え、将来、

とか、意味不明なことを言っています。

もうね、あほかと。笑

一言で言えば「あほ」ですよね。2000万あったらベンツでも家でも買えるじゃんかと。

(宮崎なら新築で家買えます)

でも彼は頑なに「山を買う」ことを目指しています。そのために、実際に山を切り開いて

農業を始めた先輩を訪ねていって、勉強しにいったりもしています。

(僕も付き添いで高知まで連れて行かれたことがあります…遠かった笑)

こういう「あほ農家」に対して、

「お前、面白そうなもの作ってんな!作物できたら送ってくれや!」

って投資してあげられるのってすごいいいなって思うんです。懐が深いと言うか。

製品価値のないものに対してムリにお金を払う必要って全くないと思うんですけど、山の上のコワーキングスペースって聞いたことないから多分取材とか来るでしょう。ブロガーなら間違いなく取材したくなる。

都会に疲れたノマドワーカーとかが旅行がてら宮崎に来て、サーフィンに挑戦して、車で20分走ってたいぴーのコワーキングスペースに来てちょこっと働いて、夜は城下町で宮崎焼酎を飲んで……とか、そういうバカンス的な働き方もできそうじゃないですか。

あほ農家だからできる新しい価値創造に対して寛容でいられるかどうか。

これって、「今後の農業界の価値を上げるか下げるか」につながっていくと思います。

課題はモデルの広め方?

ただ、課題もちょっとあると思っていて。

要は、このモデルの広め方ですよね。

たいぴーはものすごくコミュニケーション力があるので、人の前に出て「自分はクラウドファンディングやってます!!」って言うのに慣れていると思います。

しかし、「アイディアはある。広め方がわからん」みたいな新規就農希望者に対してどう関わっていくのか?

これが課題ですよね。

単純に「みんなクラウドファンディングやろうぜ」だけだとビジネスモデルとは言えないわけですから。

僕のアイディアとしては、山の上のコワーキングスペースを使って

  • 新規就農者支援のコンテストをやる
  • プレゼンなどのトレーニング講座をやる
  • 企画書ライティングの講座をやる

みたいな支援の仕方もありだと思っています。

「先行投資」は「ブラック企業的要素」を打破できる

僕は彼の何を評価したいかというと、農業という仕事の「ブラック企業性」を解消しようとしているところ。

彼のブログにもありますが、 農業ってすごいブラックなんですね。

いちご「9ヶ月間賃金0円だけど農家やる?」 : 日本一若いいちご農家の奮闘記

新しい農家の何がきついかというと、収入が入ってこないということです。
無賃で働かなければならないということです。

そもそも、農家さんはどうやって食べているかと言うと、自分の作物を作って生活しています。

しかし、初めて農業やるぜ!っていう若者はどうでしょう。

作物がないんです。
売るものがないんです。

なので、この時点で無収入確定。
貯蓄やバイトをしないと厳しい……

さらに言えば極端な話、次の年も天候や病気によっては無収入です。

まず、無収入リスクがすごい。こんなに稼ぎにくいのかっていうくらい。

農業って初心者から見れば見るほどブラック企業なんじゃないかと。

サラリーマンだったら死にたくなりますよね。

だって、
「最初の収入はほぼないです」
「次の年も天候によっては無収入です」
「ハウスとかトラクターがないと仕事にならないんで初期投資だけはしてください」

って言われるようなものですからね。

悲壮感満載ですが、「農家は個人事業主だから労基法が適用されない」みたいなルールでこのブラック性が黙認されていくのは悲しいと思います。そして、面白い新規就農者が潰されていくのはもっと悲しい。

なので、彼の唱える「就農1年目の先行投資」ってかなり理にかなっていると思うんですね。

クソ面白いあほ農家が、台風とかそういうつまらない理由で廃業になって、サラリーマンになっていく。これって農業会の損失ではないかな?って僕は思います。

もしかしたら彼のあほ農業からすごい作物が生まれて、それが県の特産品となって、地元を爆発的に売り出すキラーコンテンツになり得るかもしれないのに。

習慣を変え、働き方を変え、新しいコンテンツを生み出そう

僕はブラック企業を経験して、「ブラックな働き方は人を殺す」ことを痛感しています。働く意欲を奪い、創造性を奪い、時には命すらも奪いますからね。

なので、「働いているのにお金が稼げない」という現状はどんどん打破されるべきだと思っています。

多分、「いままでの農業はみんなそうだから無収入でも頑張れ」みたいに言ってくる人もいるのでしょうが、

そういう人の「厳しい環境でも頑張ってきた」という事実は尊敬しつつも、新しい考えを理解していく方に持っていって欲しいと思います。

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