転職の面接が迫ったら本を読め!
転職面接を控えると、何をしたらいいかわからなくなると思う。そんなときは準備運動。準備運動として、本を読もう。
なお、全部僕が熟読して、本当にいいと思った本を紹介しているから安心していただきたい!笑
転職面接の本:自己分析系
転職のみならず、面接全般の基本中の基本、自己分析。役立つ本はズバリ、これ。
面接の自己アピールで迷ったら「絶対内定」
主に新卒に人気の自己分析本「絶対内定」シリーズだが、 「俺、新卒じゃないから読んでも意味ないし」とばかりに手をとらずにいる転職者も多いと思う。
しかし、断じて言う。読まずにいるのは間違いなく損失である。
この本は、自己分析のための多くのフレームワークで作られている。5個や10個じゃない。自分の幼少期から大学まで、好きなものから嫌いなことまで、ありとあらゆる方面から自己分析できる。繰り返すことで、自分の軸が、本質が見えてくる本だ。ベストセラーなだけあると思う。
これを2周したら、難関の転職面接でも受かる本だ。自己アピールで迷ったら、絶対に読んでほしい。これだけで面接が通るようになる人は、絶対にいる。
買ってやりこんだからわかるが、これが2000円足らずで買えるなんて激安だと思った。
そして、やらずに新卒の時期を過ごした自分に後悔した。
ちなみに、ボリューミー過ぎて断念する人も何人かいるはずだが、僕としては絶対に諦めないでほしいと思う。この本ほど、継続の価値を教えてくれるものはない。やればやるだけ、面接に響くからだ。
転職面接の本:自己啓発系
これを読み込めば、「心構え」や、「転職後の仕事についてどう思うか」などの質問に応えられるようになるはず。
転職時の心構えを磨くなら、「早く、社長になりなさい」
社会人1年目に必要なんじゃないか、というような本だった。社会人としての心がけ、タイムマネジメントなど。まるで、入社したての1年生が上司に教えてもらう心構えを本にしたような内容だ。
やめたくなるようなこと、つまづきそうなことがたくさんある。社長になるにはどんな心構えで立ち向かえばいい?その答えを教えてくれるのがこの本というわけ。
第二新卒の転職面接の際、よく聞かれることの一つに「働くことへの心構え」がある。
この本は、その答えをわかりやすく教えてくれる、とても有用な本だ。
本の内容は読みやすく、理解しやすい。しかし、要求のレベルは低そうに見えて高い。
なぜなら、本の題のとおり、「社長になる」ことを前提として書かれているからである。「社長、目指してるでしょ?目指してないの?」というようなレベルだ。だからこそ、社会人として必要な意識を引き上げるのに適切だとも言える。
なお、この本の内容の根底にあるのは、「他責にしない」というマインド。すべての責任を自分で背負うことだ。これも、転職面接で話題になるから、読んでいて損はない。
社会人が責任を負う対象として、以下の要素を上げている。
- 上司:上司はお客様だと考え、上司のしたいと思うことに先手先手とやっていく。そして、上司の上司(直属の上司が係長なら課長のこと)を考えて、自分の提案がどう登っていくかを考慮にいれる。つまり、上司をもてなし、コントロールする。これを岩田さんはフォロワーシップと呼んで大切にしている。
- 時間:タイムマネジメントにも手を抜かない。ゲーム的に解決する。ただし、本当に重大な決断にはぎりぎりまで時間を使って資料を集め続けるのが岩田流。
- 理不尽:上司がどんなに嫌な人間でも、他の部署に自分を見てくれる「斜め上の上司」がいるはずだ。
これらの言葉は、転職面接での心構え系の質問をされたとき、お手本的な答えとなる。
噛み砕いて、アピールに活用すべし。
「アイデアは考えるな」には、異業種転職の際に参考になるマインドが
「早く社長になりなさい」の岩田さんが言うには、「あるジャンルで10冊読めば詳しいレベルになれる」らしい。そして自身も営業に配属になった際は営業の本を、マナーの本を、というように多読して知識を詰めこんでいたそうな。
同様におもしろ法人カヤックの柳澤さんも、多読をすすめている。「アイデアは考えるな」では「20冊でかなりのレベル、50冊で専門家」のように言っていた記憶がある(若干曖昧)
他業種に転職する人こそ、このマインドを知ってほしい。知らない業界のことでも、20冊読めばかなりのレベルになるということ。これなら、「他業種からの転職ということで、この業界を理解していますか?業務を理解していますか?」と聞かれても、黙りこくることはないだろう。
企画の出し方、アイディアの生み出し方などについても書いてあるので、今後の思考を広げるためにも面白い。転職面接に成功してからも使える、おすすめの本。
転職面接の本:業界分析、企業分析系
業界分析や企業分析は、就活赤本よりも使える本がきっとある。
フレームワークで、転職の面接のもやもやを一挙に図解
「なぜフレームワーク本なの? ずれてない?」と思われるかもしれないが、そんなことはないと思っている。
面接で、自分の立ち位置や応募企業の立ち位置を図式化するのは超重要。なぜなら、不明確な情報がわかりやすくなり、説明しやすくなるからだ。
自分は4P分析を応用して、企業分析をよくやる。
例えばSEO系職種の中で「リクルートライフスタイル」と「楽天」の文言を図式化すると、下記のようになる。なお、文言は採用サイトやWantedlyから取ったものである。
バラバラに見ているとどちらも似通った情報しか載せていないように見えるが、並べると非常にわかりやすい。何でアピールしているかがよくわかる。
更に見ていくと、リクルートライフスタイルは「ディレクションレベルの内製化」が進んでいるが、楽天は既に「全て内製化」が進んでいる。業者に頼まずに、Webマーケティングを自社で賄えるのは大きい。
(これは現在の情報ではないので、リクルートの内製化がもっと進んでいるかもしれない。ご自身で情報収集を願う)
ちなみに僕は、赤文字で社員から直接聞いた言葉などもメモしているので、面接を通過するたびに分析が細かくなっていくという仕組み。
このように、フレームワークを使うと、わかりにくい企業分析・競合分析が圧倒的にわかりやすくなるので、本は一冊は持っておいたほうが良いと思う。
ちなみに、僕は四季報などは読んでいない人間です。
転職面接の履歴書・職務経歴書準備で読む本
転職における書類は、戦場で言う銃やナイフのようなもの。武器をみがき、戦いに勝ち抜こう。
「東大式ビジネス文章術」でわかりやすい文章を
自分の父親から薦められて読み漁った本。まず、書いてある文章そのものがわかりやすいので、説得力がある。 ロジカルな文章術が図式化されており、即効性がある。わかりやすい文章を真似しやすい。
転職の面接は本を読んで不安を解消
僕は、単に「面接対策の本」だけを読むのは賛成しない。それだけでは、根本的な解決にはならないと思うからだ。
上記の本は直接的に面接とは関係なさそうだが、間違いなく使える本なので、転職に望む際はぜひ役立てて頂きたい。
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