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「木の香り」のする枕崎の木造美術館「南溟館」に行ってみた

枕崎の美術館「南溟館」(なんめいかん)へ

本州最南端の終発着駅、枕崎駅を訪れたのですが、近くに「南溟館」という美術館があると聞いて行ってみました。

このノスタルジックな雰囲気を噛み締めながら、歩いて南溟館に向かいます。

夏、そして坂。夏と坂ってなぜ、こんなにも合うのだろう。汗をかきながら登る坂が好きだ。暑さの中、軽トラが登っていくような坂が好きだ。

平日の昼間だからか、人はほぼいません。車通りもなく、聞こえるのは鳥のさえずりくらい。

坂を登りきると、グラウンドが。枕崎の街が見渡せます。

南溟館に到着。木の香りがする木造美術館!

そして、到着。南溟館です。入館料、なんと無料。さっそく入ってみました。

残念ながら、中は撮影禁止だったので、HPのキャプチャを。

作品で面白かったのは、久我修氏。面白さは、ネットに上がっている作品を見てもらえればわかるかも。

独立展|久我 修

井上末一氏も面白かった。作使用したのは「野菜(モロヘイヤ)、布、他」。野菜で抽象画を描くおじいちゃんとのこと。

この南溟館、すごいのは、木の香りがするんです。昭和62年度に林野庁のモデル木造施設建設促進事業の適用を受けて建設されたそうで、館内の廊下も木、壁も木。だから、香りも木。

森美術館みたいな近代的な美術館はコンクリート打ちっぱなしでおしゃれな感じもするけど、ありふれている感じもしますよね。

こういう木の美術館は新鮮だし、「香り」という切り口で美術館の雰囲気を楽しめる。いいものです。

出口。入るときはわからなかったけどかっこいいデザイン。

周りをぐるっと一周。ちなみにこの建物は船の「いかり」をイメージして作られているそうな。

高台なので、街が見下ろせそう!

見下ろしてみました。街並み、そして山。

リフレッシュさせてくれる、良い美術館でした。

こんな風に撮ると、南国っぽさ5割増し。

帰り道。上り坂も良かったけど、下り坂もいいね。

南溟館の詳細はこちら

〒898-0013
鹿児島県枕崎市山手町175番地
Tel/Fax. 0993-72-9998

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