ども!
しょうきちです。
面接官からの質問を論理的に返しているにも関わらず、面接に失敗してしまうことってありませんか?
面接をしていると、面接を知らないうちに失敗する人っているんだなあと感じました。
では、どんな人が知らず知らずのうちに面接を失敗しているのでしょうか。
面接では、他責傾向に注意
自分がやったことの原因を他者のせいにしてしまうことを他責といいます。
例えば、「当社の業績を改善するために何をしますか?」と質問された時、「教えてもらっていないのにわかるわけありません」などと言ってしまったり。
他にも失敗経験を聞かれている時、「上司がちゃんとしてくれなかったから失敗しました」など。このように、人のせいにしてしまうことです。
論理的に面接官を論破していると感じているのに面接が通らない場合は、これを原因の一つと考えてみても良いかもしれません。
他責がなぜいけないのか
他責傾向がある人間は、2つのデメリットが有ります。
- 使いにくい
- 成長がイメージできない
第一に、使いにくい。これにつきます。なんて言ったって、失敗を色んなもののせいにして逃げるような人と働きたくないし、仕事を頼みたくないはず。
次に、成長がイメージできないこと。言い訳をして責任を逃れるということは、PDCAがまわせないということです。PDCAのうちのCとAができないということですから。
どこまでいったら他責なの?
しかし、どこまでいったら他責になるのか、というところも気になります。
というのも、例えば退職理由で「ひどいいじめを受けていたから辞めました」というふうに言ったにも関わらず、「いじめのせいで仕事を辞めたから他責傾向がある」という判断をされるのは明らかにおかしいからです。
他責には、明確ではないものの、線引が有ります。
どこからどこまでが他責だというのは非常に難しいのですが、何人かに相談してみて、仕方ないと思われるような理由なら他責でないと判断すべきでしょう。
とは言え、友達を対象に相談していては「単なるなぐさめ」になってしまい「他責かどうかの判断があやふやになる」こともあるので、注意。
他責を直すにはどうすればいいか
他責をしてしまうことは、自分の弱さだったり失敗を隠したいという逃避からくるものであることが多いです(経験談)
さらに言えば、そうした弱さに自分で気づいていないことも多いです(経験談)
なので、「自分は●●という点が弱いのだ」と、事実と直面することが、他責の解決の第一歩となります。
面接で例えると、「会社の経営が危なくなったので、退職した」と発言したとき、他責傾向にならないように考えるには、「自分で会社を立て直すような努力をちゃんとしたか」を理由づけて言えるようになると強いです。
企業として採用するにしても、経営が危なくなったから逃げるような人よりも自分でできることをしようと最後まで諦めないような人を採りたいと思うはずです。
最後まで諦めず、自分ごととして取り組むことがアピールできるようになったとき、面接の失敗は自然になくなり、他責傾向は消滅しているはずです。