前回の話はこちら
お母さんに頑張っている姿を見せるんだ!帰りの際までお勉強
そんなこんなで1日が過ぎた。成果は、正答率4割→9割程度。
一問一答問題だが、予想以上の伸び。素晴らしい。
これならいけるんじゃないか。
本当に、上位を狙えるんじゃないか?
わずかな時間で生まれる確かな手応えに、
嫌でも期待が募る。この勢いがあれば、
自宅でも勉強してくれるはずだ。
そう思ったとき、お迎えの合図。
AくんとBくんのお母さんが、車で迎えに来たのだ。
よし、終わり!その合図に、Aくんの表情に笑みがこぼれる。
達成感のあらわれだと嬉しいのだが。
お母さんは、正直あっさり
せっかくなので、お母さんの前で問題を出してみた。
「江戸時代の武士の特権は?」
「名字と、あと、えーと……」
「刀!」
「あ、帯刀だ!!」
「OK!絶対明日おぼえてこいよ!」
これは僕がちゃんとAくんとコミュニケーションとりながら
教えていることのアピールでもあり、Aくんがちゃんと頑張っていることの
アピールでもあった。
しかし、お母さんはあっさりと、またよろしくお願いします、と
Aくんを乗せていってしまった。
そうか、意外とあっさりなのか。
仕方がない。まだ1日目なのだから。
へとへとの僕らと卵かけご飯
終わったね……と、疲れ果てた僕らは顔を見合わせる。
とりあえずメシだ。
ご飯はたきたてのご飯と卵。それにカップラーメン。
疲れ果てた僕らは無心でかき込んだ。
友人と僕は食べた後、お皿を片付けることなく
そのまま眠りに落ちた。
教えるってめちゃくちゃ疲れる
中学生に勉強を教えてわかったのは、教えることってめちゃくちゃ疲れるということ。
例え一問一答を出しまくるだけでもめちゃくちゃ疲れるので、疲労感が半端ないです。
もし「塾に通わせずに家で一問一答を出せばいいや」と思ったとしても、1時間教えるだけですぐに気が狂うでしょう……
とは言え、塾に通わせるとなると毎月2万程度、夏期講習なども含めると年間30万ほどかかってきますので、なかなか家計的に辛いはず。
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例えばこの現代文。僕はこの解法がすごすぎて震えました。
スタディサプリ高校講座 【現代文】90秒でわかる!特別講義 小柴講師
講義の質の高さは折り紙つきなのですが、問題としては「見ているだけで定着するのか?」という問題。
確かにクオリティは高いものの、動画の授業を継続して見ていられるのか?という不安はあると思います。
そこでオススメなのが、「要点を口頭で説明させる」こと。
スタディサプリにはいつでもダウンロードできるテキスト(これも無料!)があるので、動画を見終わった後に、テキストの項目を指差しながら、生徒に説明させればいいのです。
例えば、「刀狩り」の項目があったら
刀狩りってなんだっけ?
と質問すればよし。
こうすることで、子どもも必死に思い出そうとするので、記憶の定着度が違います。さらに、質問を毎日繰り返すことによって、動画を見る時の集中力も上がるでしょう。
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