移住してもうすぐ1年。
東京とあんまり変わらずに、
宮崎県で普通に過ごしています。
ホームシックにもならず、
環境の違いに困ることもなく、
普通に働けているのって結構すごいです。
その理由として、
僕が宮崎県で二番目の人口である、
都城(みやこのじょう)市に住んでいるというのが大きいと思います。
「ほどほどに」都会だから助かることがたくさんあって、うまく暮らせているのでしょう。
そこで、「地方のほどほどな都会」が
「なぜ暮らしやすいか」を書いていこうと思います。
家賃が安いし物件を借りやすい
住む場所問題、大事。
シンプルですがすごく重
要な話です。
自分は地方移住する前にSUUMOとかで物件を探したのですが、東京の感覚と全然違うんですね。
1kが2万6000円で普通に借りれるんです……
クソ安い……
別に事故物件ではないし、普通の風呂トイレ付きですからね。
圧倒されました。
僕の友人も地方に移住したのですが、そこは猿とかでちゃう相当な田舎、というか山奥なんですね。
そこまでなると、物件が全然ないんです。
あったとしても、都心部よりも高い。
需要がないからでしょうかね……?
市営のアパートも、健常者の若者には安い値段で住まいを貸してくれません。
最低限の買い物は全く困らない
自分が実店舗にもとめるのってそこまでなくて、
- 食べ物が買える
- うまい外食屋がある
- 本屋がある
- 適当な服屋がある
これくらいなんですけど、
今住んでいる都城市はすべて網羅しているんです。
スーパーもあるし、ユニクロもあるし、
本屋もある。
ドンキホーテもあるし、ドラッグストアも複数店舗あります。
普通に暮らす分には全く困りません。
もっと探したかったらAmazonで見る!みたいな人ならなおさら最高だと思います。
わざわざ実店舗にこだわる理由って、最近ではどんどんなくなってきていますからね。
ただ、たまにはおしゃれな服屋も見に行きたいな、とはたまに思います。
人がほどほどに少ない
これ、大事。
人がほどほどに少ないから、
散歩とかしていても人にぶつかったりしない。
だから、ストレスフリーに
ゆうゆうと歩ける。
人でごちゃごちゃしていると精神的にストレスがたまりますからね。
なるべくなら他人のことなんかきにせずに生活したいですし。
なので、人が多すぎないっていうのはかなり大きいです。
ちゃんと田舎の雰囲気も味わえる
都城は宮崎で二番目といっても普通に田舎で、
昨日ブログに載せたように、
田舎の雰囲気を満喫することができます。
移住したのに埼玉みたいな中途半端な田舎になってしまうと、すぐに東京にいけるのでやっぱり東京から離れられないと思います。
しかも、近くの自然も「ガチな自然」ではなく、ほどほどの自然なので、田舎に移住したというより単純に郊外に引っ越しただけみたいになります。移住した感もあんまり味わえないでしょう。喋ってる言葉も同じだし、飯屋のごはんの味付けも変わりません。
車で20分で壮大な滝を見ることができ、自転車でちょっと飛ばすと川遊びができ、おじいちゃんが方言ではなしかけてきて、近所の小さな喫茶店でローカルフードを堪能できる……というような「ぼくのなつやすみ」感が味わえるのは、ガッツリ移住してからこそではないかと思います。
ほどほどな都会は移住に好都合
移住希望者は生活する上で失いたくないものを2つ持っていると思っていて、
「田舎を味わいたい」「便利さを失いたくない」という2つの相反するニーズを持っているんだと思うんですね。
でも、たいていウェイトを置かれるのって前者の方なので、例えばガチすぎる田舎に移住して人との距離感を見失ったり、自宅を小動物や昆虫に乗っ取られてうんざりしたり、どこに行っても山しかなくてノイローゼになったりみたいな失敗談を産みやすいんだと思います。
でも、地方都市はそれらをうまい具合に両方握っている感じがします。
ほしいものがぱっと変えて、のびのびできる環境にぱっとシフトできる生活は非常に快適です。
ぜひ、移住を考えている方には「ガチな田舎にいきなり移住するのは危険」「地方都市も考えて見るべき」って言ってあげたいですね。