ブラック企業あるある

激務で風呂に入れずに異臭を発していた僕が聞いていた、異臭を放つダサいメタルベスト5

ブラック企業で勤務していた時、常にイヤホンをして仕事をしていました。風呂には入れなかったけど。
ブラック企業ではあるものの、基本的な仕事のスタイルはゆるく、「ちゃんと結果が出せれば何をしていても良い」というスタンスだったので、みんな音楽を聞きながらパワポをいじったりしていたのです。風呂には入れなかったけど。
僕はというと、やたらと攻撃的な音楽を聞きたくなる衝動が止まらず、ヘビィメタルばかり聞いていました。風呂には入れなかったけど。
今回は、自分と苦楽(実際は、ほぼ、「苦」)をともにした音楽を5つ紹介したいと思います。

来ました、ドラゴンランド。スウェーデンからやってきた、クサすぎるメタル。つまりはクサメタル
メロディがあまりにもクサいせいで、ファンの中では「異臭騒ぎ」(褒め言葉)とまで言われたりします。そう、クサいはうまい。納豆のように。いや、さらに言えばシュールストレミングのように。実際食べたことないけど。
もうなんていうか、タイトルからしてクサいですよね。as madness tooke me.「暗黒がこのオレを連れ去った時」。
く〜、クサすぎる〜〜!!
異臭がプンプンだぜ〜!!!
中二病を何年こじらせれば気が済むんだ〜い!!!
しかし、Aメロがはじまっていきなり始まる「open my eyes〜♪」のハモリコーラスとか、もはや卒倒しそうなくらいの臭さで芸術性すら感じますね。昇天しそう。即イキ。即イキですね。出会って4秒で異臭。からの、即イキ。
お次はアーチ(ひたすらに「ク」をつけない)エネミー。またクサいメタルかと思われたかもしれませんが、それでいいんです。当時の僕は風呂にまともに入れていなかったんですよ。いいじゃないですか。体も音楽も臭いなんて一石二鳥じゃないですか。
サビのときの「チャラララァ〜〜〜ん」みたいなギターが秀逸な臭気を醸し出していますね。このクサさをおかずに白飯何杯でも行けます。2番になると、このギターがハモリだしてなおさらクサイ。
今度は一変して硬派。泣く子も黙るハゲおやじとヒゲおやじのバンド、スレイヤーなんです。が、この曲ライブバージョンなだけあって、ベースがべゴンベゴンしてるだけで何も聞こえないという噂もありますね。
こういうスピードメタルって聞いているだけで強くなる気がするのは僕だけでしょうか。いえ、きっと僕だけではないはず。だって、これを聞くだけでクレーム確定のアポだって出発できるんだもの。
アンスラックス。あれ、僕ってただ単にスラッシュメタルが好きなだけなんじゃね?って思ったけどいいんです。
メロディはダサいだけで臭くはないんですけど、なんというかイケイケドンドン感がものすごい昭和感、1980年代感を醸し出しています。そういう意味でダサメタル。かっこいいけど。
ブリンブリンに喧嘩を売っているような歌詞も好き。
またもや登場スレイヤーさん。さあ、スレイヤーってどんなバンドでしょう?はい、ハゲおやじとヒゲおやじのバンドです。正解!
さんざん馬鹿にしていてなんですが、この曲すごい好きです。歌詞が好き。動画見てください。
俺は神になんて盲従しない!
俺は十字架を背負った神のしもべになんかならない!
「神」を「社長」に書き換えるだけで、アンチブラック企業ソングになるという美しい歌。みんなも聞こう!ハゲおやじのギターとヒゲおやじのベースを!

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