転職テク、就活テク

他人が作ったサービスなんかに魂を込めることはできない。

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最近思うのは、掲題の通り。

どこかの誰かさんの作ったサービスをただひたすらに守る仕事に本気で向きあうなんて、凄く難しいことじゃないかと思った。
サラリーマンとして働いていて給料をもらっている。
そういった現状があるならば、給料分の仕事をしなければならないのは事実。
そう思って今までやってきたけど、
仕事で頑張ろうって思うとき、いつもアクセルがかかりきらないきがする。本当はもっとやれるんじゃないかって思う時がある。その原因を追求するたびに、他人のサービスだから本気になれないって結論に帰結する。
やっぱりつまらないんだよ。
所詮どこかの誰かさんが作ったサービスなんだよ。
赤の他人の社長がスタートした会社で、赤の他人の営業がとってきた仕事を黙々とこなすのって無機質に感じるんだよ。
赤の他人の社長が作った企業文化を納得いないままなぞるのは不毛なんだよ。
自分が本気になったことでどこかの誰かさんしか脚光を浴びないならやる気が出ないんだよ。
本気になれるのって、サービスに対して自分が責任をとれるって思えた時で、
例えばこいつを世に出してみんなをギャフンと言わせるぞと心の底から意気込んでいたり、こいつを半端なまま出せば馬鹿にされるってちんこが縮むほどナイーブになるとき。下手すりゃ失敗したら自分が社会から抹殺されるんじゃないかって思うくらいびびって、それでもやるぜって腹をくくれたとき。
今ある会社を大きくし、一部上場まで育て上げてきた先輩方は、紛れもなく他人のサービスに心血を注いだ人なのだろう。きっと、責任感に満ちた人で、任された仕事をきちんとやろうとする真面目で熱い人なのだ。
でも自分は他人のサービスに本気の責任なんて取れないとわかった。冷めているのだ。
仕事で小売業の世界を見ているのだけど、この業界は物凄く、誰かさんのサービスでまみれている。メーカーの作った商品を、経営陣の命令のまま陳列し、売る。
店舗販売員となると、本当に誰かさんのサービスの末端をやっている感じになる。それはそれで重要。重要なのはわかる。でも、商品の場所を尋ねられてそれを案内するのとか、大切だけど、価値はあるけど、やりてえ!って思えない。やってみて、のめりこもうとしたけどのめり込めなかった。メーカーが作った商品を、建築事務所が設計した店内で、経営陣の指定した商品陳列の中から指定する仕事。そこに自分のクリエイティビティはあるのか?
せっかくなら、自分が作ったもので勝負したい。本気の仕事をしたい。ミスったら個人名で名指しで攻撃がくるくらいの矢面に立ちたい。

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