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そもそも、面接とは?何のためにやるもの?

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そもそも面接とは何?

面接とは、直接人と会って質疑応答をすることです。会社における求人や採用の場面で主に行われるほか、学校の入学試験などでも実施されることがあります。

※このブログでは、企業と求職者に限定して説明を進めます。

企業側からすれば、面接とは人材、戦力補強のための活動であり、求職者からすれば、生活を守るためや、好きな仕事をするための自己実現のための活動となります。

面接の目的とは?

能力や人柄などを調べることを目的として、面接を行ないます。

Wikipediaには下記のように記載があります。

面接の目的は、書類や筆記でのアンケートないしテストでは判断ができない人物像や能力・思想などを、実際に会って見極める事にある。そのため、大抵の場合は氏名や住所・経歴等について事前に書類やアンケートで調べ、ある程度情報を仕入れた上で面接を行うのが一般的である。こういった事前に当人から得られる情報のほか、当人に関係する・または専門に調査する第三者からも情報を収集する場合がある。これによって得られた情報を元に面談、当人と対話して更に詳しく調べるのである

面接 - Wikipedia

例えば、リアルタイムで会話する中で見れる判断力だったり、頭のキレだったり、見た目だったり雰囲気だったり、そういった「会わないとわからないスペック」を見極めることが面接の目的なのです。また、求職側にも質疑応答の機会が与えられますので、「新聞やネット、説明会などではわからない質問をぶつけることで、会社をよりよく理解する」という場としての機能も持っています。

面接では何を見るの?

大きく分けると、「能力(機能)」と「熱意(情緒)」の2つに分割できます。

能力とは、ロジカルシンキングや頭のキレのスピードなどをさまざまな質問によって調べます。オーソドックスな「なぜうちの会社を受けたのか?」といった質問をなげかけて、説明のうまさ等をみるようなものから、空気が読めるか見るために、大喜利を出題するような会社もあります。

能力を調べる面接として有名なのが、「フェルミ推定」という難問です。これは、超難関となる外資系戦略コンサルの面接等で出題されます。例えば「シカゴにピアノ調律師は何人いるのか?」等の荒唐無稽な質問を、自分の頭のなかだけに有る知識をロジカルに組み合わせて解くというもので、事前の入念な準備が必要となります。

熱意に関しては、どのような体験をして、何に興味があるかなど、主に求職者の趣向や興味、考え方等を確認していきます。「あなたの趣味は何ですか?」等の質問がこれにあたるでしょう。エッジの効いたものとなると、圧迫面接といって、あえて強い語気で脅すような態度を取り、それでもきちんと発言ができるか、熱意を失わず面接を続けられるかを見る面接もあります。

面接で通過したいと考えるなら、上記の要素をできるだけアピールすることが重要です。

面接は複数回実施されることが普通

面接は1回だけでは終わらず、2~3回実施されることが普通です。新卒では5次面接等、面接が多重化することがしばしばあります。これは、「能力を測る指標がない新卒に対して、より多くのふるいをかけることによって優秀な人材を見極めたい」という意思の表れだと思われます。

一般的に、回数を重ねる毎に面接官の年次が上がっていきます。

例えば、下記のようなイメージです(あくまで一例となります)

1次面接:若手リーダークラス+人事

2次面接:部長クラス

3次面接:取締役クラス

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