職務経歴書のテクニック
ども!元人事のしょうきちです。
NIKKEI STYLEの記事で、こんなものがありました。
style.nikkei.com
本文をご覧いただければわかると思うのですが、転職者に必要な職務経歴書のテクニックが書かれています。
このフォーマットを使って職務経歴書を書いたら受かるというわけではない
「欲しがる転職者の職務経歴書に3つの共通点」があると書いてあります。
このタイトルを見ると、あたかも「このフォーマットを使って職務経歴書を書いたら正解」「欲しがられる転職者になれる」みたいな印象を受けますが、本質はちょっと違います。
この記事に登場するお手本ポイントを使えば、採用候補者者のストーリーがわかりやすくなり、採用時のメリットがわかりやすくなります。
3つの共通点は、単なる「候補者のいいところをわかりやすくする装置」であり、「候補者をすごく見せるツール」ではありません。
だから、「こんなふうに職務経歴書をまとめている人は能力が高く見えて、人事に欲しがられる」というよりも、「こういうまとめ方をした人は採用後のメリットがわかりやすくなるので、人事が評価しやすくなり、結果的に選ばれている」
と考えたほうが良さそうです。
職務経歴書は自分営業資料
職務経歴書は自分という商品を営業するための資料です。セルフアカウンティングです。
なので、営業と同様に
- 分析:現状の業界、企業には何が課題か
- 解決:自分は何ができ、何を解決できるか
- 結果:自分が入った結果、会社はどう変わるか
これを、ストーリー的に躍動感をつけて見せられるかどうかだと思います。
必要な文書を「細かく」「できるだけ多く」書く「公的文書」みたいな認識でいると、必要な要素がどれだかわからなくなり、人事も困ります。いいところを探せなくなり、書類選考で落としてしまうかもしれません。
書類選考については下記の記事も参考にしてください!