ADHDの僕でも転職内定できたテクニックを紹介
20代で5社の就業経験があるしょうきちです。2年前に接客業をやっていたところ、ADHDの診断を受けました。
そんなビハインドのある僕ですが、今年転職活動をやってみたところ、超売り手市場の追い風もあって2桁内定をゲットすることができました。
そこで内定をとろうと頑張っている中で思ったのは、基本をおさえれば、ADHDでも転職成功できるということです。
今回は、色々試してみた中で、効果があったものをご紹介します。
挨拶を丁寧にすることで、第一印象で勝つ
カンタンだと思ったあなた。僕はこれで面接中に印象を褒められ、内定を2社もらいました。挨拶、侮れませんよ。
挨拶はめちゃくちゃ丁寧に、明るくやったほうがいいです。
面接のやり取りの中では、どうしても「言葉のズレ」が出てきやすい状況が生まれてきます。初対面同士なので、相手の意見を汲み取れたかどうかは非常にわかりにくいです。
それでも、第一印象が良ければよいほど、後々のズレの悪印象も緩和されます。
ドアを開けて入ってくる面接官に笑顔でゆっくりと挨拶
キーワードは
- 立ち上がって!
- 笑顔で!
- ゆっくり!
です。
面接してくれる相手への敬意を存分に伝えましょう。ものすごくシンプルですが、これだけでも面接官の表情が和らぎ、面接の突っ込みが柔らかくなります。
集団面接やセミナーで他の人を見ていると、立ち上がらずに座ったままだったり、あいさつどころか会釈すらまともにできていなかったりします。そうなったとき、コミュニケーションのズレがあれば、すぐさまキツい減点をくらってしまいます。
笑顔を崩さずにいれば、評価点アップ
面接で話を聞いている間に違うことを考えてしまい、それが表情に出てしまうことってないでしょうか?
ADHDの僕はまさにそれで、しかも露骨に表情に出てしまうので、友人や妻から指摘されることもあります。
面接の最中に表情が険しくなったり、どこか上の空だったりするとマイナス評価になってしまいますので、意識的に笑顔をキープしましょう。
タイミングよく頷けば、より効果的
多動を制御すべく、笑顔をキープすればするほど表情が堅くなってしまう。そんな意見もあるかもしれません。
そんなときは、「頷き」をはさむことで、自然になります。
- 相手の話の区切れに頷く
- 「ええ」などの相づち
- たまにほんのちょっとだけ、眉間にシワを寄せる(考えているアピール)
- 「ああ、そうなんですねえ……」などの自然な独り言(共感アピール)
単純に「笑っているだけ」が難しい方は、上記のバリエーションを組み合わせると、とても自然に見えます。むしろ、コミュニケーション力が高いと評価してもらえます。
質問中に思考がゴチャゴチャしたら「聞き返す」
面接官が質問の途中ではさんでくる「たとえ話」。たとえ話が長いと、その話の内容に集中しすぎてしまい、質問の内容がわからなくなることってないでしょうか。
その際は、
「理解力不足で申し訳ございませんが、この質問はこういう意図でよろしいでしょうか?」
と、一言聞いてみるのもアリです。これでマイナス印象になることはほぼありません。
面接内容はレコーダーに録音し、聞き返す
そうは言っても肝っ玉とテクニックが要る、聞き返しの質問。
前提として、面接内容はレコーダーに録音すべきです。そして、こちらから聞くときの質問が、場違いでないか、変ではないか、確認すると良いです。
最近はスマホでも録音ができますので、ぜひ使うべし。
あまりにも基本的?でも、ADHDの僕が実践した結果…
上記3点が、ADHDの僕が実践して効果があった転職面接のテクニックです。
基本的なことなので、ないがしろにしがち。ところが、以前の転職活動を振り返ると、
1回目:内定3社
2回目:内定2社
3回目:内定10社(基本を徹底)
と、挨拶を徹底した3回目の転職活動が圧倒的に結果を出しています。
ぜひ基本を徹底の上、希望する会社の内定をゲットしましょう!
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