転職体験談2018

【転職体験談3話】地方転職の旅費はこんなに高い!

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※この記事は連載形式です。単体でも読めますが、前話から読むとさらに面白く読むことができます。

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3週目:面接本格化。それに伴い旅費も高騰!高すぎる!

転職3週目でやったこと

  • 面接
  • キャリアアドバイザーとの面談(リクナビNEXT経由)
  • 旅費を削減するためのあれこれ

地方の転職活動は辛いよ

このあたりから、僕の転職活動は激化してきた。

僕の転職活動の行動範囲は広い。

九州の宮崎県から熊本県、大分県、鹿児島県、福岡県と、広範囲に及ぶ。

はじめての地方での転職活動は、都内と違って電車が使えない。バスも高額だから現実的ではない。したがって、自家用車でぐるぐる九州中を回ることになった。

日中は車であちこちを回りながら面接をし、マックでWi-Fiと電源を確保して一休みし、またあちこちを回るスタイルだ。(だいたい面接は1日1~2本)

夜は公園や道の駅で過ごす。もちろん車中泊。ホテルなんてとんでもない!良くてネカフェ、もしくはカラオケ・コロッケクラブのフリータイムである(安い!)それでも1日1500~2000円程度の宿泊費がかかってしまうので、なるべくは車中泊で頑張っている。

朝は50度に迫るような灼熱の車内温度に叩き起こされ、熱中症の瀬戸際でふらふらになりながら公衆トイレで顔を洗う。水。冷たい。目が覚める。

それからコンビニで2Lの水を98円で買い、一気に半分を飲み干すと、ようやく視界の焦点があう。上がったばかりの太陽と、国道沿いを走るトラックの音。

しわくちゃ寸前のスーツをはたいて、また面接に向かうのだ。

そう、これは転職活動ではない。もはや旅である。地方巡業である。そして荒行である。場所が九州ではなく四国だったなら、社畜版お遍路さんとでも言いたい。

九州を車で回っていることもあり、途中で立ち寄る日帰り温泉はありがたかった。しかし、夜は車中泊(しかも軽自動車!)だから、疲れも取れない。アルマジロのように丸まって休む中、骨盤は日に日に歪み、背骨は順調に曲がっていく。

幸いなことに、この話は面接の小話でウケた。ここからブラック企業勤務の話にもっていき、「実は生物的にタフなんですよね」と落とすことで、ストレス耐性をみたい面接官の心を開くことができた(気がする)。

地方転職でかかるお金はこのくらい

さて、地方の転職でかかってくるお金はどのくらいかというと、

  • ガソリン代:500円/日
  • ご飯代:2000円/日
  • 風呂代:0円~500円/日
  • 宿代:0円~2000円/日

平均してこのくらいである。2ヶ月で5日も自宅にいなかったから、その間、ほとんどこんな生活を繰り返していた。

かなり切り詰めている僕でもこれだけかかる。だから、ヘタにホテルに泊まり、バスに乗りまくるような生活をしていると5万、10万なんて平気で吹っ飛んでしまう。

ちなみに、オススメご飯はジョイフル。 Wi-Fiとコンセントがほぼ完備、安くておいしいうえに、長居しても怒られない。

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地方転職で頑張った内定は嬉しさもひとしお

転職活動3週目では、東証一部上場の某・中古車販売業者(ガ○バー)の面接に行った。

全国に店舗をもっているので、九州での勤務も可能だ。

  • 成長スピードが早い
  • 店長職の給料が高い
  • 未経験OK
  • 手当充実

ということで、妻の実家に一番近い店舗に面接に行った。

広い店内、きれいなインテリア。涼しいクーラー。

気持ちがいい。

面接は非常にスタンダードで、その後

WEBでの適性検査を受けて内定した。

内定後には人事から電話がかかってきた。

しょうきちさんってA社に勤務されていたんですね!!あの優秀な人しかいない、超有名ベンチャーに!!うちを受けてくださってありがとうございます!!

A社というのは、まぎれもなく、以前勤務していた超絶ブラック企業である。

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どうやらこの人事、就活のときに7社内定をとるような「就活ガチ勢」だったようだが、僕のいたブラック企業のインターンで、社員の優秀さに感動したのだという。

お電話での印象もいいですし、適性検査も最高で、必ずウチで活躍していただけると思います!!

人事のテンションに若干引きつつも、僕は電話を切った。

予想外のアシストで内定をもらうことになったが、この時点で内定は2つになった。

転職活動中にまさかの逮捕!?

福岡市を回っている途中のこと。僕はいつものように、ネットカフェ「自遊空間」に宿泊しようとしていた。

シャワーのサービスがあるので、駐車場に車を停め、車の中をゴソゴソやる。タオル、着替えのシャツ、充電器……

3分ほどたっただろうか。すると、視界の端に赤い光の点滅がうつる。

何だ、と目をやると、まさか、「駐車場の中に」「パトカーが」侵入してきたのだ。

この時点で、僕は冷静に自分のやっている行為を冷静に俯瞰した。

深夜、自動車の中をひっちゃかめっちゃかにし、金目のもの(財布)を握っている。

僕は一瞬脳内をリセットし、再度自分のしていることを冷静に分析した。

ああ、これは「車上荒らし」そっくりだな。

そう思った瞬間、パトカーから2人組の警察官が現れ、すごい勢いで迫ってきた。

っばんは~!今何やってるんですかね~!

「歩く勢い」と「語気の強さ」だけで、僕は疑われていることを完全に理解した。

あ、ども……

勢いに押されたが、どう考えても自分は何もしていない。転職活動にはげむ善良な市民である。はやく賃金を稼ぎたいし、納税をしたいと考えている模範的20代である。

今転職活動中で、そこのネカフェに入ろうとしていたんですよ!

ふ~ん、と、警察官。免許証を取られる。

宮崎県……?で、前の住所は……東京?なんでこんなに点々としているの?

地方移住をしてみたかったんですよね!(ニコニコ)

身よりもないのに?怪しいな~

えへへ……(それがトレンドなんだよ!!!このクソが!!!)

まったくもって心外なのだが、好奇心のままに動いてきた今までの経歴は、警察官の追求をさらに厳しいものにした。

イケダハヤト氏などの個人も、サイボウズのような法人も、どんどん地方拠点をつくり、地方移住を促進している。その「移住しやすい都市」トップである福岡なら、話も通じると思った。しかし、そんなこと、まったくなかった。

悪いけど、車の中ぜんぶ見てもいいよね?

警察官は僕の車をすべてかき回し、トランクやボンネット、ダッシュボードまで全てをかき回すように調べだした。時折出てくるSPIの本や履歴書を見せても警察官は納得しなかった。

そのとき。

何だ、コレは?

車の中からハンマーが出てきた。僕はしまった、と思った。以前勤めていたホームセンターで、DIYアドバイザーという資格をとるときに使ったものだったのだ。

今この状態で見られたら、確実にアウトである。しかも、ハンマーの先端には赤い塗料がこびりついていた。もちろんただのペンキなのだが、深夜の街灯の下だと、血痕に見えなくもない……

これで車中泊をしている人たちを襲ったりしたんだろ!!!

してない、してない……

このハンマーもね、盗んだんじゃないの…?

ちゃんと買いましたって……

警察官はあらゆる想像力をはたらかせて僕を悪者にしようとしたが、もちろん僕は何もやっていない。

尋問は30分ほど続き、確たる証拠を見つけられなかった警察官は「転職活動がんばってね」と世界で一番無感情な応援を残していってしまった。

不毛すぎる30分だった。

僕はいつもより5歳老けた顔で、ネットカフェのドアを開けながら、福岡の夜空に叫んだ。

福岡市勤めになったら容赦なく税金滞納したるからな!!!このクソボケが!!!

※しません

続編の第4話はこちら!

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