シルバーライフ(まごころ弁当)のフランチャイズ説明会に行ってみた
高齢者配食サービスチェーン【まごころ弁当】 のフランチャイズ説明会に行ってきました。
まごころ弁当とは?シルバーライフって?
まごころ弁当とは、シルバーライフという会社が運営している宅配型のお弁当ビジネス。
- 急成長中の高齢者向け宅配弁当
- 社長の清水氏は東証1部の経営コンサルティング出身
- 成長ど真ん中の介護ビジネス
という、おいしいポジションをうまく狙っているところが面白そう。
やるやらない抜きにしても、めちゃくちゃ勉強になりそうだなと思い、資料請求 をしてみました。
シルバーライフのフランチャイズ説明会参加の決め手は
資料請求をしてみて、面白そうだったので説明会に参加。
僕はわざわざ地方から参加することにしたのですが、なぜ飛行機に乗って説明会に参加たかというと
- 資料で「正直、儲かる」と豪語する、ビジネスの仕組みが知りたかった
- まごころ弁当の試食もできるので、現場感を味わえると思った
- 交通費も出してくれるので、安心だった
こんな感じです。リスクなく、社会勉強もできるし、面白いビジネスの裏側まで教えていただきながら起業を検討できるのは魅力。
実際、名古屋から新幹線でいらしていた方もいました。
東京は曙橋にある「まごころ弁当 新宿店」へ
当日。飛行機に乗って東京へ。新宿から2駅の曙橋(あけぼのばし)駅に行きました。
地下鉄A2の出口が集合場所だったのですが、集合時間の10分前くらいから、参加者らしい人たちがぞろぞろ集結。結局10人ちょいになっていました。
フランチャイズ参加者はそこそこ若め
ちなみに年齢層は20代後半~50代(外見からの憶測)と、かなり広めです。ボリュームゾーンはたぶん30代後半だと思います。
フランチャイズの説明会なので、「いかにも経営者です」的なオジサンばかり来ると思いきや、20代、30代にも参加しやすい雰囲気でした。
そういえば、飲食系の出身者の方が何人かいらっしゃいましたね。
シルバーライフ清水社長の登場
集合8分前ごろに、シルバーライフ清水社長の登場。かなりお若いですが、ゆったりとした話し方で、落ち着いている感じ。
点呼を取り、まごころ弁当新宿店に連れて行ってくれます。
曙橋を3分ほど歩くと、ビルの1Fの事務所に到着しました。
まごころ弁当の面白い戦略をカンタンにまとめ
ビルの中に入り、10人とちょっとが厨房の中に入ります。
アルコールを手につけて消毒し、着席。
ここから清水社長の話が始まるのですが、目からウロコすぎてやばかったです。社長、相当頭が切れる。
「うちの弁当はココが美味い」みたいな小手先の話ではなく、歴史の話や業界の動向などを絡めて、シルバーライフの戦略をめちゃくちゃ上段から説明してくれます。
論理的で納得感がすごく、カンブリア宮殿のドキュメンタリーを見ている気分になります。
シルバーライフがなぜ伸びたのか
- 高齢者の激増
- 公的な援助の激減
10年前は、高齢者のヘルパー利用料は9割ほど補助がでていたそうです。しかし、この転覆しそうな財政状況。そんなに大盤振る舞いできるだけのお金は日本にはありません。
なので、以前はバンバン使っていた高額なヘルパーを、何か安いサービスで代用しなければならなくなってきたんですね。
それを支えてきたのが介護職、配食なのだそうです。
この状況は変わらないどころか、むしろ高齢者は増え続けますし、介護予算の金額は大きくなりません(予算となる税金を納める労働人口が減っていくため)。
なので、シルバーライフのマーケットは拡大するしかないのだそうです。
内装費用は0円からOK
- 7~10坪で開業できる
- コンクリ床、クッションフロアでもOK(特別な施工いらず)
- 30~100万円が内装完備のボリュームゾーン(飲食店の物件を使うなら0円も可)
食品を提供するお店となると、すごい調理器具が必要そうだと予想してしまいますが、必要な内装をきくと、予想を裏切るシンプルさに驚きます。
都内で飲食店開業って聞くと700万とか1000万くらいかかって当然だと思っていましたが、まごころ弁当では内装資金は数十万円台くらいしか出さないそうです。
それもそのはず、弁当は冷蔵パックの食品を使用。「切る、焼く、揚げる」などの調理が不要だから。
だから、盛り付けもカンタンですし、内装がどうであれ、素人でもプロでも同じクオリティで弁当を提供できるそうです。
まごころ弁当にロスが出ない理由
- ほぼ全て予約制で提供しているから
- ロスは営業やまかないに使えるから
実際、清水社長は店長時代、食品を1gもムダにしていないそうです。全てまかないか、営業などに使い切っていたというそうです。飲食でロス0円ってすごい。
まごころ弁当フランチャイズは平均6.6ヶ月で黒字化
伸びていくしかない業界なので、普通にやっていて伸びるそうです。社長はこれを「高度経済成長のときのメーカーのようだ」と表現していました。
確かに消費する人間が増えている時、売上が落ちるわけないですよね。
日本は10年ちょっとで高齢者が2000万人から3500万人に激増しているので、ヘタなことをやらない限り、競合がいるエリアでさえ、余裕で売上が上がっているらしいです。
途中でフランチャイズ経営者も登場!
途中でまごころ弁当を実際にフランチャイズで取り組んでいる経営者も登場。作ってもらったお弁当を試食しながら、質疑応答に答えていただきました。
4ヶ月で黒字化
5万円のアパートを借りて、初月はちょい赤字。
3ヶ月目からトントンになり、4ヶ月目で黒字化したそうです。
今は月収7桁で、まごころ弁当の現場は社員に任せて、貴金属買取のビジネスも始めたとか。めちゃ成功事例ですやん……
車を用意せずとも、バイクで十分配達できる
ちょっと思ったのが、「いちいち営業車を用意するのってめんどいな」ってこと。
ところが、ピザ配達のようなバイクを使えば運用できるらしいです。
まごころ弁当、意外にうまい!
気になっていた、まごころ弁当の実食。
絶対まずいと思っていたんです(失礼)。ところが、これが意外に美味かったです。濃い味付けが好きな関東出身の僕でも満足できるレベル。
ご飯がたくさんあれば、普通に食べられます。確実に学校の給食よりも美味いです。
聞いてみたら、業界で唯一、自社工場を作っているらしいですね。納得。
無理な勧誘、まるでなし。安心!
ちょっと不安だったのが、勧誘がしつこくないかどうか。
軽い気持ちで応募したのに、勧誘めちゃくちゃされたら困りますよね。
僕も正直怖かったのですが、勧誘がまるでなく、アンケート用紙に今の状況を書くくらいでしたので、何も問題ありませんでした。
交通費は翌月末払い
交通費は現金払いではなく、口座番号をアンケートに書いて、後日支払いとのことでした。
領収書を持ってくる必要はありませんでした。
シルバーライフのまごころ弁当フランチャイズまとめ
- 時代に求められているビジネス
- 運営が比較的カンタン
- 短期間で黒字化できる
こんな感じで、普通に「聞きに行くだけでも面白い」です。
資料請求 はこちらからできますので、面白そうだと思ったら頼んでみて下さい。
もちろん説明会の参加も無料!ぜひ行ってみて下さい。めちゃ面白いです!